2013-02-28

教え


バレエ講師を始めてしばらくマンツーマンでレッスンしていた子が、
今日最後のレッスンでした。

最初は全然基礎もなってなくてやる気もあるのかわからないし、
レッスンも休みがちで。

でもなんとか来てほしくてその子のために振付を作ったら
俄然やる気になってくれて、
毎週ちゃんと来るようになりました。

怒られてもめげずに自主練もしてきてたし、どんどん上手くなってって。

でもこれから中学生になるその子はバレエやめちゃうとのこと。

その子に作った作品のテーマは鳥。
巣立つときがきたんだね。

今日その子のママに踊りを見せたら上達ぶりに感動してました。

私のお陰じゃないよ、本人が頑張ったから上手くなれたんだよ。

お手紙とプレゼントいただいて。

そこには

中学生になったら演劇部に入りたいです。
かな先生から教わったことを役立てたいと思います。ひ

って書いてありました。
さみしいんだけどすごい嬉しかった。

私が大事にしてること、それはダンスやバレエの先にあるものに
なるべく気付いてもらう仕掛けやヒントをバラまくこと。
そのときはわからないこともあるだろうけど。


普段なんとなく発する言葉や作品、
レッスンの仕方にもちょくちょく盛り込んでます。


踊りはただ単に表現の一種。
もし自分はこれに向かないなぁって思うときが来ちゃったとしても、
視野は見渡せば広がるってこと、なんとなく知ってれば、
人生の迷子にはならないと思うから。

でもね私がいくらそれを発しても受け取る側の感度が鈍ってたら
意味ないとも思っていて、
逆にその感度が強烈なのが子供だと思ってます。
自分の宗教に取り込むことも押し付けることも容易いと思うけど、
私はなるべくしたくない。
まぁみんな入りたがらないだろけどw

大きな枠組みの中の小さな世界。
それがダンスやバレエの世界。
そこに自分を押し付けて染まるんでなく、それらを取り入れつつ
自分の色を彩る一色にしてったらいい。

私はそのお手伝い人として、ダンスやバレエで伝えていきたいと思ってます。

まぁ私自身まだまだ色んな色を取り込んでる最中だし、
その色がどんな場所でどんな形で発色するかは探し中なのですが。


でも今日巣立っていった子が例えば演劇が大好きになって
そのときにバレエを通して教えたことを1つでも発揮して輝いてくれたら。
1番嬉しいなぁ。

マジメか!w
わたし考えを文章にしようとすると、脳内との考えにギャップが生じてしまい
自己嫌悪に陥るのであまり書かないのですがw

嬉しかった記録として。

まだ追記で書きたいこととか矛盾もあるけどもうめんどくさいんでやめまーすw

求められてるわけでないし、あくまで私の意見で私の生き方だからねー!

明日も早起き!お弁当作りまーす。


ばい♬


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